〈現代の寺子屋〉個別指導 修栄館

~自学・自習・自調~ <基礎基本を大切に>

夏期講習からの塾選びは?

夏休み本番の8月に入りました!

体調管理に注意しながら生徒のみなさんにはこの夏も頑張ってほしいものです。

 

さて、いろいろな塾でチラシやSNSなどを利用した募集を目にします。

夏休みから本格的に勉強を頑張ろうとしている皆さんはどこにしようか迷っている人も多いのではないでしょうか?

 

ここでちょっと塾選びのポイントを教えます。

まずは塾の選び方として大きくは2つに分けられます。

1.塾の種類として区別:大手学習塾、個人塾、家庭教師、オンライン授業(コロナ禍で注目されている)

2.指導形態として区別:集団指導と個別指導

 

それでは1つめの塾の種類からそれぞれのメリットとデメリットを書いていきます。

(あくまでも私の経験と独断に基づいて書きますので参考程度に読んでください。)

 

最初に塾を選ぶときに生徒さんや保護者のみなさんの頭に浮かぶのは「大手といわれる有名な塾」ではないでしょうか?

「大手の塾なら安心して任せられる」

「たくさんの実績をあげている」

「有名ならば質の高い授業が受けられる」

「先生たちの教え方がうまくて成績が上がる」

「授業料が高いからよく教えてもらえる」

などさまざまな理由があると思います。

確かにいい先生もたくさんいるし、質の高い授業をしてくれる先生もいます。

でも、自分にとって一番必要なことは何かをしっかりと考えてから行動すべきです。

というのは、よく「クラスで成績のいい子が行ってるから」という理由で塾を決めてしまう人がいますが、これはあまりお勧めできない判断基準です。

 

それではなぜお勧めできないのか?これにはいくつか理由があります。

1つは、成績のいい生徒が通っている塾に自分も通っているから必ず成績が上がるはずだ!と錯覚してしまうから

2つめに、そういう環境の中にいる(大手の有名塾の塾生である)自分に満足してしまうから

3つめに、結局人数が多くなれば先生の指導も学校の授業とほとんど変わらない内容になるから

(ちなみに私は大手予備校や県内の大手学習塾にも所属していたことがあるので内部事情にはかなり詳しい人間だと自負しています。)

 

はっきり言って本当にいい先生(生徒のためを考えて指導してくれる先生)は、全講師の5分の1程度しかいません。100名の先生がいても20名ほどしか”本当にいい先生”はいません。

しかもこの本当にいい先生たちは、塾のノルマが負担になったり、幹部の先生たちからは疎まれることが多く、結果的に辞めてしまう先生がほとんどです。

また、校舎数が多いことが逆に先生の質を落とす原因にもなっています。本当にいい先生をすべての校舎に配置することは物理的にも無理なことなのです。

 

まずは気になる教室の無料体験などに参加して教室の雰囲気や先生の様子や教え方などを知ることがいい方法だと思います。

やたらと実績を自慢するような教室やオプションを勧めてくるような教室はあまりいい状態の校舎ではないので気をつけましょう。

 

本当に自分に合った指導をしてくれるのか?教室の雰囲気はどうなのか?

先生の教え方は自分にとってわかりやすいか?

など成績を本気で伸ばしてくれる塾選びをしてください。

 

それなら個人塾はどうなのか?

こちらも本当に自分のお子さんに合った指導をしてくれるかどうかの見極めが難しいですよね。

これについては次回に書いていきます。